1950-03-01 第7回国会 衆議院 外務委員会 第6号
そのうち約八割くらいが国家からの拂下げ品、二割は各個人が取得したものと思われるのでありますが、これは大部分が零細な経済を営んでおります各家庭あるいはその延長のようなところから沒収されたのであります。それらにも今回の法律によりまして、かつて没収しました代金を返還いたすわけでございます。
そのうち約八割くらいが国家からの拂下げ品、二割は各個人が取得したものと思われるのでありますが、これは大部分が零細な経済を営んでおります各家庭あるいはその延長のようなところから沒収されたのであります。それらにも今回の法律によりまして、かつて没収しました代金を返還いたすわけでございます。
○佐々木(秀)委員 それはあなた方の独自の考え方であつて、少くとも国鉄の拂下げ品というのは國家の品物です。その國家の品物を鉛なら鉛、錫なら錫、綿布なら綿布を拂下げる場合は、当然國民の納得するような入札機関をつくるとか、あるいはその他の方法を講じてやるということが公平なやり方だと私たちは考える。
なおただいまのお話では、弘済会が拂下げ品を得て赤字を出すこともあるからというふうなお話があつたのですが、どういうふうな品物を拂下げるとそんな赤字が出るのですか。
こういうのが國有鉄道との関係になるわけでありますが、それらの点につきましては、いろいろ誤解などがございますので、それでは政府みずからやろうということにいたしまして、本年度からは、こういう貸付でございますとか、拂下げ品の取扱いは、全部政府みずからやる。國有鉄道みずからやるというふうに変更いたした次第でございます。それらの点に関しましては御懸念いただくようなことはない。